商品説明
粒立ちがよく、粘り控えめで、ほんのりした甘みとつるっとした口当たりを楽しめるお米です。丼ものや味のしっかりしたおかずにも合わせやすく、さらりと食べたい日におすすめです。
商品仕様
| 製品名: | 8年産 長野県中野市岩井 小柳農園 天竜乙女 特別栽培米(栽培期間中農薬5割減・化学肥料5割減) |
|---|---|
| 型番: | 長野県中野市岩井 |
| メーカー: | 有限会社小柳農園(生産者) |
| 製造年: | 2026年 |
🌾 名前に惚れて仕入れたら、味までかなり「硬派」でした
「天竜乙女」。まず、この名前が格好いい。。。いづよねがこのお米を仕入れるきっかけになったのも、そんな名前への一目惚れでした。ところが実際に食べてみると、名前のやわらかな印象とは少し違って、粒がはっきりして、粘りは控えめ。さらっとした口当たりの中に、ほんのり甘みを感じるお米でした。もっちり甘いお米より、粒立ちがよく、すっきり食べられるごはんが好きな方におすすめしたい品種です。この令和8年産を育てるのは、小柳農園・新井康寛さん。いづよねでは小柳農園さんへほぼ毎年のように産地訪問をしています。何度も現地へ足を運び、作り手の考えや土地の空気に触れてきたからこそ、ご紹介したいお米です。
😋 粒がわかる。粘り控えめ。さらっと食べられる
いづよねスタッフが天竜乙女を試食したときに出た感想は、「しっかり、さっぱり!粒感がある」
「粘りは少なめ」
「口に含むとパラッとほぐれる感じ」
「さらさら食べられる」
など。
小柳農園さん自身も、天竜乙女について、ほんのり感じる甘さ、つるつるした食感、さっぱりとした味わいを特徴として紹介しています。
近年人気の、甘みが強く、やわらかく、もちもちと粘るタイプとは少し方向が違います。粒を感じながら噛めて、口の中でさらっとほどける。強い粘りのお米を少し重たく感じる方にも、一度試していただきたい味わいです。
小柳農園さんでは、このさっぱりした特徴を生かして丼ものにもおすすめしています。牛丼や親子丼、そぼろ丼など、具材やタレの味もしっかり楽しみながら、ごはんをさらっと食べたい日に面白いお米です。
📊 風さやかより売れていた!?いづよねで起きた意外なこと
天竜乙女は、決して全国的に知名度の高い品種ではありません。同じ小柳農園さんのお米でも、長野県オリジナル米として広く知られ、作付けも進められている「風さやか」の方が、名前を目にする機会はずっと多いと思います。
ところが令和8年産の仕入れを考えるため、いづよねで令和7年産の販売数量を改めて集計してみたところ。。。
なんと、天竜乙女の販売数量が風さやかを上回っていました。
これには社員一同びっくり。
どうしてだろう?と考えてみると、ひとつ思い当たることがあります。
いづよねの店長が、とにかく天竜乙女が大好きなんです。
紹介動画
店頭でお客様から、
「もちもちしすぎないお米がいい」
「さらっとしたごはんが好き」
と聞くと、ついつい天竜乙女をおすすめしているようです。
もちろん、それだけが販売数量の理由だとは断定できません。
でも、有名だから選ばれたのではなく、お客様の好みに合わせて米屋がおすすめし、その味を気に入ってくださる方が少しずつ増えてきた結果だとしたら。。。これは米屋として、とても嬉しいことです。
全国的には、まだ知る人ぞ知る存在。
でも、いづよねではしっかり選ばれている。
天竜乙女は、そんなちょっと不思議で、いづよねらしいお米です。
👨🌾 「田には個性がある」新井康寛さんの米づくり

小柳農園の新井康寛さんが、米づくりについて大切にしている考えがあります。
「田には個性があります。」
日当たり、水はけ、土の性質、風の吹き方。。。同じ中野市の中でも、田んぼ一枚一枚の条件は違います。
だから小柳農園さんでは、すべての田んぼを同じようには扱いません。品種や田んぼの状態を見ながら、肥料の種類、量、施す時期などを考え、それぞれの田んぼに合わせた米づくりを行っています。
収穫した後も地番ごとに管理し、粒張りや粒ぞろい、つや、水分などを確認。数値だけで終わらせず、実際に炊いて食べながら、納得できるお米を出荷するという考えです。
そして新井さんは、
「土を活かして稲を活かす。稲を活かして米を活かす。米を活かして地域を活かす。」
という考えを掲げています。
一年に一度しかできない米づくり。その年に田んぼから得た答えを、また翌年の米づくりへつないでいく。品種名だけで作り方を決めるのではなく、その土地、その田、その年を見て考えるのが、小柳農園さんの米づくりです。

📷 ほぼ毎年訪ねるからこそ見える、産地の日常
いづよねでは、小柳農園さんへほぼ毎年のように産地訪問をしています。産地へ行く意味は、田んぼだけを見ることではないと思っています。
その土地を歩いて、人に会って、食事をして、地域の風景を見る。今回商品ページに掲載している蕎麦屋さんや井戸の写真も、そんな産地訪問の一コマです。
井戸を見れば「この地域には、こういう暮らしの風景があるんやなあ」と感じるし、地元で食事をすれば、米づくりだけでは分からない土地の日常にも少し触れられます。
もちろん、写真に写る井戸の水が今回の天竜乙女の栽培に使われている、という意味ではありません。
それでも、ネット上の商品情報だけでは見えてこない、生産地の空気を知ったうえでお客様にお米をご紹介できることは、いづよねにとって大きな財産です。


🏞️ 天竜乙女の産地は、中野市岩井
令和8年産の天竜乙女について、新井さんご本人から確認いただいた栽培地区は長野県中野市岩井です。岩井は、中野市北部の「倭地区」に属しています。中野市の地域区分では、岩井・岩井東・田上・柳沢などが同じ倭地区に含まれています。
そのため、小柳農園さんの拠点である柳沢地区とは同じ倭地区にありながら、今回の天竜乙女については「柳沢産」ではなく「岩井産」と区別してご紹介します。
中野市の資料では、岩井は千曲川沿いの地域としても確認できます。現在も田として利用されている農地があり、中野市の地域農業計画でも岩井・岩井東を含めて、将来の農地利用や担い手について検討が続けられています。
つまり、同じ小柳農園さんのお米でも、風さやかと天竜乙女では育てる場所が違う。
これこそ、新井さんの「田には個性がある」という言葉を思い出させてくれます。
どの品種を、どの田んぼで育てるのか。
そこまで知ると、産地名が単なる住所ではなくなってきます。
🌱 試して、失敗して、また試す。小柳農園の特別栽培
今回の天竜乙女は、栽培期間中の農薬5割減・化学肥料5割減の特別栽培米です。小柳農園さんが公開している農林水産省新ガイドラインによる表示では、天竜乙女について、
節減対象農薬:当地比5割減
化学肥料(窒素成分):当地比5割減
と確認できます。
小柳農園さんの減農薬・減化学肥料の米づくりは、最初から完成されていたものではありません。
新井さんは農学部を卒業後、肥料メーカーの生物科学研究所でも学び、実際の田んぼで試行錯誤を重ねてきました。土地に合う肥料を探し、一枚一枚の田んぼに課題を設けながら栽培を改善してきた経緯があります。
農薬についても、ただ減らすことを目的にするのではなく、稲を健全に育てながら必要以上に使わない方法を探ってきました。
その積み重ねの先に、現在の特別栽培があります。
🧬 南信州で生まれた、長野県オリジナル品種
天竜乙女は、長野県が育成したオリジナル水稲品種です。育成は平成6年、1994年から始まりました。母親に「いなひかり」、父親に「愛知92号(祭り晴)」を交配し、その後代から選抜された系統です。
開発段階では「伊那28号」と呼ばれ、晩生で、倒れにくく、いもち病に強く、良食味であることなどが特徴として確認されました。
平成19年に品種登録を出願し、平成22年3月11日に「天竜乙女」として品種登録。登録番号は第19267号、品種登録者は長野県です。
開発背景には、南信州で長く栽培されていた晩生品種「秋晴」に代わる、長野県育成の良食味品種を求める声がありました。
試験では「秋晴」と比べて耐倒伏性に優れ、収量は約3%多く、食味も良好と評価されています。
ちょっと格好いい名前だから面白い。。。だけのお米ではありません。長野県が長い年月をかけて育成してきた、しっかりした背景を持つ品種です。
なお、「天竜乙女」という名前そのものの詳しい命名理由については、今回確認した一次資料では特定できませんでした。天竜川などを連想させる名前ですが、そこは想像で由来を作らず、確認できた範囲だけをご紹介しています。
🌾 令和8年現在も「晩生の基幹品種」
天竜乙女は、昔開発されて、その後ほとんど作られなくなった品種というわけではありません。令和8年、2026年に長野県南信州農業農村支援センターが行った稲作現地検討会でも、天竜乙女は南信州地域の「晩生基幹品種」と明記されています。
現在は、高温への対応なども見据えた後継候補「信交565号」の試験が進められていますが、その比較対象となっているのが天竜乙女です。
南信州で生まれ、今も地域の基準となっている品種を、小柳農園の新井さんが北信州・中野市岩井で育てる。
全国的な知名度は決して高くありません。でも、こういう品種に出会えるところがお米選びの面白さだと思います。
🍚 丼ものにも。お米が重たく感じる日に
天竜乙女を初めて食べるなら、まずは普通の白ごはんで粒感を確かめてみてください。口に入れたときに粒の輪郭が分かりやすく、粘りが控えめで、さらっとほどける。そのあとに、ほんのりとした甘みが感じられます。
そしてぜひ試してほしいのが丼ものです。
牛丼、親子丼、そぼろ丼など、具材やタレの味がしっかりした料理では、粘りが強すぎないごはんがよく合います。
「最近のお米、ちょっともちもちしすぎるんよなあ。。。」
そんな方には、一度食べてほしい。
名前は「乙女」ですが、味わいはかなり硬派です。。。
いづよねでは、ご注文をいただいてから精米してお届けします。
全国的にはまだ知る人ぞ知るお米。
ところが、いづよねでは令和7年産の販売数量が風さやかを上回っていた天竜乙女。
有名だからではなく、食べて、すすめて、気に入ってくださる方が増えてきたお米です。
小柳農園・新井さんが中野市岩井で育てる令和8年産も、ぜひ一膳じっくり味わってみてください。
📦 商品情報(ご注文前に)
- 商品名: 8年産 長野県中野市岩井 小柳農園 天竜乙女 特別栽培米
- 生産者: 有限会社小柳農園
- 代表: 新井康寛さん
- 産年: 令和8年産
- 栽培地区: 長野県中野市岩井
- 品種: 天竜乙女
- 栽培方法: 特別栽培米
- 節減対象農薬: 当地比5割減
- 化学肥料(窒素成分): 当地比5割減
- 精米: ご注文後に精米
- おすすめ: 白ごはん、丼もの、味のしっかりしたおかず

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