『医師たちが認めた「玄米」のエビデンス』より
今回のブログは
『医師たちが認めた「玄米」のエビデンス』
渡邊 昌先生監修の
こちらの本より抜粋してお届けします!
(弊社代表・川崎が渡邊先生より直々に
許可を頂いております🙇)
本の詳細はこちら
玄米の歴史
遙か昔から日本の主食であるお米。
日本における稲作の歴史は
約3,000年だと言われています。
稲の日本への伝来ルートは
中国→朝鮮半島→北九州という順に伝わった
という説がありますが、
その他伝来ルートの説は数々とあります。
また、稲作が伝わったのは弥生時代という
イメージがありますが
(実際に学校などでは
そう習った人も多いのでは?😌)
実際は、縄文時代晩期かそれ以前だと言われています。
ちなみに、
北海道で稲作が普及したのは
明治時代になってからです。
耐冷性のある品種の育成や栽培技術の進歩によって、
ようやく稲作が可能になったそうです。
おそらく日本中に稲作(米食)広まっていったのは
弥生時代ごろだと考えられます。
そんな遙か昔の弥生時代から
日本人はお米をたくさん食べてきました。
以下、文献からの引用です。
室町時代に入り、
精米技術が酒造りのために中国から伝わりましたが、
普通のコメの食べ方は玄米でした。
このような食生活は、日本人の消化機能や
腸内細菌機能を特徴付けてきたと思われます。
江戸時代に入り侍は白米を食べるようになりましたが、
庶民は雑穀米でした。江戸勤めの侍が精白米を食べ脚気になるのを
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784906913329
「江戸患い」と言っていました。
28頁 「玄米の健康影響」より
※脚気・・・ビタミンBが不足して
起こる疾患のことで、
全身の倦怠感・食欲不振・足のむくみやしびれなどの
症状が現れることです。
古くは江戸から昭和初期まで
多くの死者を出していました。
脚気について、
詳しくはこちらのブログに書いておりますので
ご参考にしてください(^^)
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784906913329
明治になり精米技術が進み、
軍隊でも精白米が食べられるようになり、
それとともに脚気の頻発に悩むようになりました。
海軍は高木兼寛の英断でパンあるいは麦めしを採用し、
日清戦争・日露戦争でも
ほとんど脚気患者がでませんでしたが
陸軍は軍医総監督・森林太郎の明治六年制定の
「一日六合の白米」という兵食にしばられ白米にこだわり、
日露戦争では脚気による死者の方が
戦死より多かったと言われています。
28頁 「玄米の健康影響」より
玄米二十徳
玄米を薦めた
日本綜合医学会の初代会長の
二木謙三(1873年〜1966年)は
「玄米二十徳」を述べています。
1.タンパク質が白米より20%多い
2.脂肪に富んでいる
3.炭水化物は少しも劣らない
4.無機質が多い
5.ビタミンに富んでいる。特にBが多い
6.ジアスターゼがある。
糠層に多く、消化を助ける
7.繊維質皮質が多い。便通を良くする
8.完全食である。白米で鶏を養えば死ぬ
9.玄米は生きている。
白米は搗かれた時から死んでいる
10. 玄米は変質しない。
果実でも皮を剥いておくと直ちに細菌がつくのと同じ
11. 味が良い。
玄米は下にのせた時は甘くないが、
噛んでいるうちに甘味やタンパク質の味や脂肪の味など、
なんともいえぬ味が生まれてくる。
12. 咀嚼の良い習慣がつく
13. 食糧が自然に減じてくる
14. 玄米にすれば一日2食にすることが自然に出来る。
15. 玄米は炊事が楽である。硬かったら二度炊きができ、
炊き損ねがない。
16. 副食物は簡単なものだけ玄米に適する。
複雑な味のものにすると玄米の味が消えてしまう。
17 . 嗜好が簡単になる。美食を忌むようになる。
18. 玄米は小児でも病人でも婦人でも適用が自由で広い。
19. 健康度が増す。抵抗力がつき寿命が延びる。
20. 経済が楽になる。
二木謙三は秋田佐竹藩の藩医、
樋口家に明治6年(1,873)1月10日、8人兄弟の3番目に生まれ、
生まれた時には1年ももたないと言われる程の虚弱児でした。
体は元来弱く大学進学後も
「俺は一切ものを忘れ、何も分からなくなってしまった」と
語るほどのひどい神経衰弱を患い、
20歳まで心身ともに数多くの病気に悩まされました。徴兵検査のときに
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784906913329
虚弱な病身を指摘され、
軍隊の黒い麦飯を食えと一喝され、その翌日から
麦飯食を始めたのです。
これが食養生への転帰となり
虚弱な病身から解放されました。
28頁 「玄米の健康影響」より
その後、48歳より
1日1食、玄米、塩なし、
油なし、火食なし、動物不要の
食事を実行します。
そこから、食養生の道を極めることになります。
伝染病を研究し、
また食養生に加えて腹式呼吸法などを取り入れた
「二木式健康法」を確立しました。
食事法としては玄米菜食による完全食とし、
動物性は少なく、野菜は2分煮てから食べることを
提唱しています。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784906913329
日本の医学界の重鎮であったと同時に、
民間療法一般に理解があり、
社会運動にも貢献したのです。
亡くなる前には全国の弟子たちを電報で呼び集め、
全員が揃ったところで、
「それじゃあ、君たち、最後の息をするから、さようなら」
と言って世を去ったといわれています。
昭和41年(1966)4月27日、94歳、
老衰による死でした。
幼少時から病弱で腎臓も悪かったのに
玄米食で長寿を全うしたのです。
28頁 「玄米の健康影響」より
まとめ
今回は『医師たちが認めた「玄米」のエビデンス』
から抜粋しました!
二木さんのような
食生活にいきなり変更するのは
相当な覚悟が必要ですが、
「主食を玄米に変える」だけでも
大きな一歩だと思います!
「玄米二十徳」を読んで
少しでも玄米に興味が湧いた方は
いづよねオススメの
初心者向けの玄米を紹介しますので
是非ご覧ください😊
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いづよねスタッフともに
健康body目指して
玄米生活、楽しんでいきましょうね😊✨
いづよねスタッフ ちー